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LaTache Noir Ex |
開発秘話 |
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さて、あとは、こんなトコも苦労したんだよ!というのも振り返ってみた(2008年に追記)。 ○パレット(色データ) ワンダースワンは、16本のパレットを持てる。少ない。マジで。 妖精さんは3人、色が違う可能性がある。この状況で虹妖精ができたのは奇跡に近い。 デザイナーさんが、パレット設計をしっかりしてくれていたおかげである。 ○セーブデータ 「ワンダースワンのセーブデータは良く消える」と言われていた。 実際、私のブルーウィングブリッツは5回くらい消えた。 スターハーツもクリア直前で消えた。 だからといって「他のソフトも消えるんだし、仕方ないよね」という妥協はダメだ。 マリエリは、セーブファイルは3つまで作ることができる。 だが、内部では9つ分持っている。1つのファイルに3つ割り当てているわけだ。 データが壊れるといっても、ボコボコに壊れるわけではない。せいぜい数バイト。 なので、壊れた場合は、この3つのデータをうまく利用する。 3つの中に壊れていないデータがあれば、それを採用すればいい。 だが、不幸にも3つとも壊れていたら、多数決で決める。 例えば、あるキャラのレベルデータが 10、11、10なら、10を採用する、というわけだ。 だが、さらに不運にも、レベルデータが 10、11、12 だったら…。 ごめん。さすがに無理だ。 スターハーツにもたぶん似たようなシステムが搭載されているらしく、データが壊れた時は、 「復旧しています」的なメッセージが表示された(ほとんど復旧できなかったが)。 このおかげで、今度はセーブデータが消えにくくなってしまった。 なので隠しコマンドとして、セーブロード画面でスタートを押し続けると消去メニューがでるようにしてある。 隠しコマンド…なのだが、実はワンダーウィッチの体験版で、本棚を調べると教えてくれるのだ。 ○店頭用体験版 NEW 店頭デモ用のROMも実はウチで作った。 たしか50〜60個程度だったので、全国規模には程遠い数だが、都内では何箇所かで実際に見かけることができた。 必死にロムライターで焼き&動作チェックしていた…はず(もはや詳細は記憶のそこへ…) で、この体験版ROMにも仕掛けがあった。 誰かがプレイして途中で放置するとタイトルが分からないし、見栄えも良くないので、 3分間放置されると、タイトル画面に戻るようになっていたのだ。 でも…実際に見かけたもののうち、1つがタイトルに戻っていなかった。 おや?と思って手に取ったら、フリーズしてたw それはさすがに無理w あの機材って微妙なんで、例えばプレイしている人が引っ張ったりしたらその衝撃で止まったりするので、 プログラムが原因ではない…と思いたい。うん。 ○調合の時のカード カードがめくれる処理は、ワイルドカードの真似ではない(笑)。 失敗して爆発するところは何気にお気に入り。 そういえば、あの回転する光も作ったなー。懐かしい。 ○ツール かなりの数を自前で作った。主にデータコンバータ。グラフィックからシナリオまで様々。 プレステ等とは違ってフォントデータも自前。ROMの容量があるから、データは少ない方が良い。 余分な感じデータを省くため、シナリオをコンバートするついでに使われている漢字だけをピックアップ。 ワンダーウィッチという一般向けがあったおかげで、公開されているツールもあり、 その中では減色ツールを使用させていただいた。 結局、20個以上はツールを作った気がする。 ○遊び心? おまけのミュージックモードとか、携帯機ならではの片手モードとかは趣味全開。 スクリーンセーバーまでついている。 (開発時間なかったんじゃないの?) 依頼を受けるときの「思いふける」では 1/100 で台詞が変わったり、 GBA版ではプレミアムリーチ(笑)が入っていたりする。 (プレミアムリーチとは、二人調合でカードを投げている時にカードが一回転すれば「成功確定」となること) 一番の苦労はこれまたGBA版だけど、おまけの「歌劇場」かな。 この歌劇場については、某CDにもコメントが書かれていたのだが(スゲー) かなりノリノリ(死語)で作ったのは確かだ。 確かマスターアップ直前という時期に…(汗 ○リーズ… いや、私にはまったく関係ないんだけど(笑)。DS版リーズのアトリエ、大変だったんだなぁ…。 こういうの見てると、自分はよく開発できたな、と思う。 あの頃は、ちょうど「ドリームキャスト版」が出ててさ。 ゲーム自体は問題ないのに、おまけで入れたPC用ファイルにウィルス混入で回収でしょ。 ウチは何もなくて良かった…。 ○プログラマが一人ですよ NEW 各所の掲示板を今さら見返してみると、プログラマ一人で作った、 と読み取れるような書き込みが…。 プログラマは一人だけど、他にシナリオや企画、グラフィックデザイナーとか、いましたからね(笑) ○GBA版 NEW うわさのマリー、エリー&アニスのアトリエ(笑) おなじくこれもスタッフロールではプログラマが一人ですが、実は一人じゃないです(!)。 ルーチン的な引用という意味(開発秘話・サウンドの項目参照)ではなくて、 ふたり目は、ホントにある部分を制作してくれています。 レトロハードの時代からのプログラマで、私がハマっていたSFCの某ゲームも作ったらしい(!) 絵も描ける、いわゆる何でもできるプログラマさんです(私の周り、そういう人多いなぁ)。 すごく忙しくて、ほとんど仕様を渡せなかったのに、その部分だけ異様に出来が良いのです。 どこだか分かりますよね? ※この文章は、2005年に公開されたものに加筆・訂正を加えたものです。 |
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